不器用人の地球適応記

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不器用人、地球適応の訓練課程を綴ります

W杯日本初戦の日に神宮行ったら、世間から取り残された話

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6月19日のワールドカップ初戦。数日経った今でも、世間はサムライブルーの話題で持ち切りですね。(私はサッカーに全く詳しくなく、「サムライブルー」という言葉を使うのも落ち着きません。使用法、あっていますか?)

テレビをつければ、新聞を開けば、まるで昨日の試合のようにサムライブルーの特集が組まれています。

そんな中、私は無事世間の盛り上がりから置いていかれてしまいました。日本中がW杯に興奮する6月19日、私は(何を血迷ったか)神宮球場に野球を観に行ってしまったからです。

 

実を申せば、私はヤクルトファンでもホークスファンでもありません。

敢えて言うなら、武田投手のファンです...(笑)。19日の対ヤクルト戦が武田投手の1軍生き残りをかけた背水の陣という話を聞きまして、居ても立ってもいられず神宮に駆けつけてしまいました。

 

話は逸れ、且つ私事で大変恐縮なのですが、今私は野球観戦を悠長にできるほど金銭に余裕はありません。(お恥ずかしいことですが、笑)なので、大好きな野球観戦といえどもなるべく節約できるところは節約したい、というのが本音です。

金銭的にウェイトの大きい部分で、節約できるところはどこかと考えた結果、交通費を削るという思考に到達するのは容易でした。

調べてみると、神宮には無料の駐輪場があるとか!地の利を活かす時がきた!と観戦にママチャリで特攻したのです。マリンなど球場に自転車で来る人を見た時は近くていいな~と思ったものですが、まさか自分も自転車で野球観戦しに行く日が来ようなどとは...。

ただ、マリンにチャリで観戦しに来る人との違いは、ずばり距離でしょうか。まあ自転車で行ける時点でそんなに自宅から遠くはないと言えるのでしょうが、日頃運動をしていない私の脚力では1時間弱、都心を駆け抜けることになりました。

オチのない話は以上です。神宮なら交通費タダで行けるじゃん!と今回はじめて発見できたのが嬉しかったので、つい書かせていただきました...。はい。

 

世間はW杯だというのに、贔屓の試合でもないのに、来てくれた稀有な友人と観戦。当初の予定では開門の16:30くらいに到着したいと考えていたのですが、いつもの出発前グダグタと途中道に迷ったこと、駐輪場の場所が分からなかったことのおかげで、入場できたのは結局17:30でした。

前述の通り、あまり懐具合も思わしくないので、外野自由席を前々から購入しておきました。自由席なので、本当は早めに行って良い席を取りたいと考えていたのですが...。

試合開始30分前。あれあれ、ガラガラです。前側の席からブルペン沿いの席までどこでも座りたい放題です。いぇ~い。投手が間近で見られることから、ブルペン沿いの席に座ることにしました。

 

ワンコイン祭で500円だった「じんカラ」を友人とはんぶんこしつつ。密かに楽しみだったファミマのチョコミントメロンパンをつまみつつ。梅雨真っ盛りの中、お天気にも恵まれ。夏至近しということで日も長く、夕暮れの神宮で観る試合は何と言っても情緒がありますよね。(雨が降らなくて一番嬉しかったのは、交通費が浮いたからとは言えない。)

 

 

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(センスのない写真)

 

投球練習前には笑顔も見せていました。(多分。視力があんまり良くないので...)武田投手は今シーズン苦しい試合展開が続いていましたね。ファンだからこそ色々言いたくなることもあるけれど、やっぱり応援しています、それに尽きます。

 

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(スマホ特有の糞画質)

 

いつもスリリング()な試合展開を届けてくれる武田投手。この日は初回から非常に安定していて、逆になぜだか淋しささえ感じるような投球内容でした。冗談です、嬉しかったです。山田選手やバレ選手を抑えているのが痺れました。

途中アクシデントがあり、5回までとなりましたが被安打1と「やっぱりできるじゃんかよ~~」と、自分がやった訳ではないのに誇らしくなりました。怪我は心配です。無事を祈ります、、。(ASまで中継ぎにまわるらしいですね、どの試合も見逃せなくなりました、、)

武田投手は勝ち投手の権利を持ったまま降板しましたが、後ろが打たれてしまいましたね。私本職はセファンなので、このままのヤクルトとは戦いたくない...。中継ぎが優秀なイメージでしたが、打つと止まらない怖さがヤクルト打線にありました。

ちなみに。格好良くて印象に残っているのが、ヤクルトの本塁生還を許した際、クールな上林選手が地面に拳(グローブ?)を叩きつけていたこと。ずるいですよね~どんな人でも惚れますよ。闘志溢れる姿が、そのままHRにも繋がって、もうほんと...ずるいです。

 

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(ピンボケもトイカメラ風といえば可愛い)

 

20時過ぎくらいから「あれ?」という気持ちになります。この試合、展開遅くね...?

試合前の算段では、野球が21時に終わり1時間帰りに掛かったとしても、後半くらいはサッカーが見られる。野球もサッカーも欲張って、うまいとこ獲りや!という計算でした。

21時。全然終わらねぇ...。

21時を過ぎたあたりから周囲から聞こえるサッカー情報。みんなイニング間にスマホ片手に戦況を確認です。数分で日本に得点が入っていたのは驚きました。退場者がもういる。それも驚きです。ただ目の前の試合はヤクルト・ホークスの追い越すか/追い越されるかの白熱した戦いで、(幸いにも?)サッカーに気を取られることはあまりありませんでした。結局試合が終わったのは22時。治療時間やリプレー検証、退場、四球・残塁祭りなど、まあこれでもかと延びました。最終回の裏までスリリングな試合で、まー面白い試合と言えばそれまで。

 

普段の観戦と異なるのは、帰りがチャリであること。行きはアップダウンの激しい行程でした。ということは?帰りも同等の道のりが待っているということです。

サッカーの試合終了までには自宅に帰れないだろうことは察せられたので、信号待ちの間にスマホの更新ボタンをポチッ。まだ1-0だ。と確認しながら自転車を走らせます。

表参道を爆走中。また信号待ちの間に更新ボタンを押せば、1-1。あらら~まあそうなるよね、引き分けで終われれば良い方かな、と申し訳ございません、そう思っていました。しばらく走っていると、街中から悲鳴と雄たけびが。近辺の居酒屋やスポーツバーからでしょう。あれ。これはどっちかな。点を取ったか、取られたか。取られたならもっと悲壮感漂いそうだよな~と思い馳せながら、次の信号待ち。更新ボタンを押せば、日本に2点目が入っていました。

渋谷のスクランブル交差点で喧騒が起きている中、渋谷駅西口横を駆け抜けましたが、私のもとまでは歓声は聞こえてきませんでした。少しだけ渋谷の盛り上がりに期待をしていたのですが。

自宅に着いたのは23時過ぎ。試合も終わり、あたりもしんと静かでした。自宅の居間からは本田選手のインタビューが微かに聞こえてきましたが、試合を観ていない気まずさから、そのまま静かに自室に戻りました。

 

翌日は久しぶりのチャリ爆走にともない爆睡しました。ただでさえW杯の雰囲気に付いていけていないのに、サッカーニュースを見逃す大失態。完全に出遅れました。は、半端ない...?何だそれは、、、最早テンションでも後れを取っています。

しかし、たとえ4年に一度のW杯だろうが、野球観にいってやったぜ~~~という、糞な背徳感と達成感に満ち溢れています。武田投手が東京で投げる貴重な機会を逃す訳にはいかないですね~、、2軍降格危機なら尚更。(武田投手の登板:関東なら1年に数回はある>W杯:4年に一度、の阿呆さは笑いどころですよ。)

さすがに次からは、W杯を優先(笑)。次こそはサッカーの波に乗るんだ!というワクワクとともに、ワンチャン自分観ない方が日本勝つんじゃね...?という一抹の不安に襲われています。

 

ただ、今でも私は神宮に行った余韻に包まれています。後悔はありません。